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FINAL FANTASY

失われた微笑(CCFFVII・ルーファウス&ラザード)4

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「お前を、もっと知りたい・・教えてくれないか・・」
ラザードは窓硝子に手を着き、崩れそうになる身体を支えていた。


死を覚悟した諦めが、無様な抵抗よりも、同じ血の流れる死神に身をゆだねる事を選ばせていた。すべては闇に消える。消されてしまうのだ、自分の存在は完璧に。ある程度の社員なら、その事を知っている。神羅の繁栄の裏にある残酷な掟を。


首筋から再び這い上がって来た唇が、耳朶を打つ熱い息と共にささやいた。
「・・私を、兄と呼んでくれないか?」
ぬくもりと共に伝わってくるのは、満たされぬ心の飢餓感であった。そして自分も又隠していた孤独を剥き出しにされていく。ラザードは何度も口にしたいと思い、出来ずにいた言葉を叫んだ。


「兄さん・・!!」


二人は並んで天井を見ていた。


しばらくの静寂の後、ルーファウスは言った。
「ホランダーより、私を選べ」
ラザードは戸惑った。
「兄さん、いえ、副社長・・私の処分は?」
「社長が、親父があのようになったは、何故か解るか?」
ラザードは微かに首を振った。
「孤独だよ、そのせいだ」


ルーファウスは言葉を続けた。
「力を得るほど人は孤独になっていく。孤独は人を歪ませる」
ラザードは、黙って聞いていた。
「私もかなり歪んでいるが、まだ人の心を忘れてはいない。だからお前が必要だ」


ルーファウスは、兄の手で弟の頭を抱き寄せた。
「お前が、神羅を支配する立場になればいい。私と共に」


CRISIS CORE -FINAL FANTASY VII-



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