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FINAL FANTASY

失われた微笑(CCFFVII・ルーファウス&ラザード)2

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ルーファウスは、窓際に立っていた。


窓から射す光が金色の髪に踊っていた。細身の長身は、オフホワイトの仕立ての良いスーツに包まれている。端正な顔は影になっていたが、確かに彼はラザードを見ていた。
「お前達は、下がれ」
タークス達は一礼して出て行った。


ミッドガルから離れたルーファウス所有の山荘である。タークスが迎えに来た。副社長の指示だと。ラザードも馬鹿ではない、単なる用件ではすまない事は解っていた。だが拒否は出来なかった。


「内密で私をお呼びとは?副社長」
平静を装い、ラザードは尋ねた。
「キミは有能だ。有能な人材は、我が社でも貴重だからな」
ルーファウスは顎で示した。
「こちらへ来てくれ」
ラザードは従った。


ルーファウスは少し窓から身を離し、ラザードを窓の前に立たせた。眼下には、緑の幾何学模様の庭園が広がっていた。様々な花々が、植え込みの間に鮮やかな色を見せている。山荘との境界を仕切る塀の向こうは、赤茶けて乾いた荒野だというのに。


「すべて本物の花だ。科学部門が絶滅した品種を再生させたものだ」
「素晴らしい、神羅の技術のたまものですな」
ラザードは警戒しつつ、言葉を選んでいた。
「ゆっくりと見るがいい。花を見ると心が安らぐ。キミも最近は気苦労が絶えないだろうからな、ソルジャーの失踪が続いて」


会議で同席する事はあっても、ラザードはルーファウスとは個人的に言葉を交わした事はなかった。ましてや二人きりで顔を合わせるのは、これが初めてであった。だが父であり社長であるプレジデントに疎まれ、僻地へ追いやられる程に、彼がキレ者である事は知っていた。


ルーファウスは、ラザードに身を寄せた。ラザードの肩に緊張が走った。ルーファウスは静かに言った。
「ジェネシスとアンジールはどこにいる?キミは知っているのだろう?」



CRISIS CORE -FINAL FANTASY VII-


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