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FINAL FANTASY

失われた微笑(CCFFVII・ルーファウス&ラザード)1

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「ツォンさん、もう大丈夫なんですか?」
声を掛けて来たのは、若いタークスだった。


ツォンは三人の思念体に襲われ、重傷を負った。ヴィンセント・ヴァレンタインに救われたものの、長期の療養を余儀なくされた。思念体は消えたが、世界の混迷は続いている。有能なツォンの職務復帰に、タークスの誰もが喜んでいた。ツォンに対する彼等の信頼は厚かった。


「何か変わった事はなかったか?」
並んで社内の廊下を歩きながら、ツォンはさりげなく聞いた。若いタークスは、妙な事を言い出した。
「社長は、眼鏡をかける時があるんですか?」
「眼鏡?視力は良いはずだが」
「スーツの内ポケットに眼鏡を入れているのを見たんです。社長らしくない、古い物だったんで、気になって」


ツォンの顔が険しくなった。
「社長の護衛はタークスの仕事だ。だが社長のプライバシーまで覗き込む権利はない」
若いタークスは、ツォンの何時になく厳しい言葉に驚き、慌てて頭を下げた。
「すみません」


自分の席に着き、ツォンは不在中にたまった書類に目を通した。卓上のディスプレイに、様々な文字や絵が映し出される。社内報に”星痕病”から回復したルーファウスの写真と談話が載せられていた。豊かな金髪に端正な顔立ち、自信に満ち溢れた表情。だがツォンは、その後ろに隠された孤独な素顔を知っていた。


(社長・・今でも、あの方の事を・・)


ツォンの思いは過去へと戻っていった。


それはまだセフィロスが英雄だった頃、神羅カンパニーは並ぶものなき企業として君臨していた。人々はその後に来る災厄をまだ知らず、”星”の悲鳴は繁栄の賑わいにかき消され、誰の耳にも届かなかった。



CRISIS CORE -FINAL FANTASY VII-



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