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【  2014年04月  】 

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一輪の花(浮竹十四郎)第七話

一輪の花(BLEACH)

2014.04.29 (Tue)

 「最後の滅却師、石田竜弦・・ですね」呼ばれて竜弦は振り向いた。一心の隣にふたつの影が立っていた。浮竹と京楽である。二人共背広姿の義骸である。浮竹は頭を下げた。「部下を救っていただき、ありがとうございました」竜弦は眉をひそめた。「死神と話すつもりはない」浮竹は手にしていてた滅却師十字を差し出した。「これは貴方の物ではありませんか。今の霊圧とこれに残っていた気配が似ていました」竜弦は浮竹の手にある物を...全文を読む

一輪の花(浮竹十四郎)第六話

一輪の花(BLEACH)

2014.04.22 (Tue)

 「おぬしは何をやっておる」猫の夜一は不機嫌だった。畳にカリカリと爪を立てた。傍らに座り込んだ浦原喜助は帽子に手をやった。「いやぁ、ちょいとした手違いがあったんスよ」浦原は脱いだ帽子のほこりを払いながら言った。「すぐに保護するつもりだったんスが」「向こうでも、あやつを尸魂界内の刺客から逃すつもりで、現世に送ったのじゃろうがな」浦原は帽子を被り直した。「こちらも安全というわけではないっスからねぇ」「ど...全文を読む

一輪の花(浮竹十四郎)第五話

一輪の花(BLEACH)

2014.04.18 (Fri)

 「喜んで勝利の為の生贄になると、あれは承知した」山本翁の言葉に呆然として浮竹はつぶやいた。「そんな・・」「あれの姉が生きていれば、こんな事をさせずにすんだのじゃが」千雪には姉がいたと言う。王属特務に属していた為、護廷十三隊の浮竹には縁のない人物であった。彼女の斬魄刀も千雪と同じような能力があり、絶大なる霊力を有していた彼女は卍解も会得していた。「20年前に殺されたのじゃ、犯人は不明のままだがの」老...全文を読む

一輪の花(浮竹十四郎)第四話

一輪の花(BLEACH)

2014.04.15 (Tue)

 山本元柳斎重國翁は腕を組み、部屋の中央に座っていた。浮竹はその前に片膝を付いた。山本は軽く手を振り、人払いをした。二人だけになると老人は言った。「お前の失策ではない、立つが良い」浮竹は素直に立ち上がった。老人は浮竹の顔に焦燥を見た。「お前と千雪の事は知っている」やはり知られていたかと浮竹は己を恥じ、頭を下げた。「申し訳ございません」山本はこの翁には珍しく温和な笑顔を見せた。「良いのじゃ。短いながら...全文を読む

一輪の花(浮竹十四郎)第三話

一輪の花(BLEACH)

2014.04.14 (Mon)

 竜弦は病院の駐車場に向かった。白衣ではなく淡い砂色のスーツである。その後ろを浅黄色の着物を着た女が付き従うように歩いている。しかし女に意識はない。霊子の糸で人形の如く操られている。滅却師の最高戦闘霊術・乱装天傀の応用であった。竜弦は女を自分の車まで操り、後部座席に乗せた。女はどさりと座席に倒れ伏した。雨竜は気が重かった。学校に提出する書類に親の印がいる。病院を訪ねると珍しく早くに帰宅したと言う。そ...全文を読む

一輪の花(浮竹十四郎)第ニ話

一輪の花(BLEACH)

2014.04.10 (Thu)

 「この私が、死神を助けるとはな」病院の片隅の個室である。千雪は寝台の上に半身を起こし、目の前の竜弦を怯えた目で見ていた。片手を白衣のポケットに入れた竜弦は、千雪に近付くと、もう片方の手で乱暴に千雪の二の腕を掴んだ。そして顔を寄せて、低いが激しい声で問いかけた。「お前の姉はどこにいる?」掴まれた痛みと竜弦の目の奥の冷酷さに、千雪は更に怯え、うっすらと唇を開いた顔をゆっくりと左右に振り、目を伏せた。「...全文を読む

一輪の花(浮竹十四郎)第一話

一輪の花(BLEACH)

2014.04.10 (Thu)

 浮竹は床に就いていた。熱に浮かされた身体が重い。藍染の裏切りで騒然とした護廷十三隊の建て直しに奔走した疲れが一時に出た様だった。元々病身であるのに、浮竹は無理を重ね過ぎた。だが四十六室全員惨殺の後、山本元柳斎重國がすべての権限を行使するにあたり、補佐は浮竹と京楽の役目であった。己の身体を労わる余裕もないままに、激務に身を投じるしかなかった。仰向いたまま顔の前に手を翳してみた。斬魄刀を解放する度に削...全文を読む

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